| 珍道中!? 韓国旅行 | |
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さて、トップを飾るお話は、私の初めての海外、韓国旅行での出来事です。 今考えれば、初めての海外だというのに、添乗員も現地ガイドもつかないツアーで行った、というのも、ちと無謀だったかな、とも思ったのですが、それだけに楽しめたことも多かったです。 韓国くらいなら(今はどうかわからんが・・)行ってしまえばなんとかなるものですよ。但し、日本語が通じるところは少ないんですが
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| <旅行記> |
時は、春もようやく近づこうとしている3月のとある日のことである。
私は、卒業旅行と称して異国の地・韓国の風に身を任せていた。こちらへ来て、今日で2日目。 と言うのも、実は今、私は釜山発の夜行列車で早朝のソウル駅へ降り立ったところなのであるが、実に腹が減っているのである。 と、そこへ現地人とおぼしき婆さまが私に近寄って来て、何やら朝鮮語で話しながらガムを私に差し出しはじめた。思わず、私は受け取りそうになってしまったのだが、何が何やらさっぱりわからない。 「???」という顔をしていると、突然「ああ、日本から来たの?」と、その婆さまから、きれいな日本語が発せられた。 さすがにこれには、いきなりだったことでもあり、ドギモをかなり抜かれてしまった。考えてみれば、この年代の韓国人が日本語を知っているのは、歴史上の経緯から当たり前のことなのだが、実際まのあたりにすると、さすがに驚愕の色を隠せない。(実際、知っていても話したがらない人も多い) それで、よくよく話を聞いてみると、この婆さまは要するに物売りで、このガムを買って欲しい、ということだった。せっかく現地の人とコミュニケーションがとれたことでもあるし、買ってあげようと思ったのは言うまでもない。 ところが、値段を聞いてみると何と市価の3倍の価格を言い渡されてしまった。(それでも、日本円で100円くらいなのであるが) しょうがないなあ、と思いつつも、ここまで来たら後には引けない。かといって、日本人だからといって、ボラれて終わるのも癪に障る。などと思っていると、あるひとつのアイデアが思い浮かんだ。
「わかりました。このガム買うから、こちらの頼みも聞いて下さい。今、私とってもお腹が空いているんですよ。でも、お店じゃ言葉が通じないから、一緒に来てくれませんか?」通訳料込みの値段と考えれば、100円は安すぎるくらいである。
ちなみに、その価格は2000ウォン(約300円)。日本と値段がちっとも変わらないなぁ、と思っていたのだが、後で婆さまが、その店へ行って何やら交渉していたところを見ると、2000ウォンの中のいくらかは婆さまの懐に入ったのかしらん、とも勘ぐってしまった。それにしたって、大した被害ではないが。
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